Psychological treatments for post-traumatic stress disorder in adults: a network meta-analysis.
この研究について複数の治療を間接的に比べたネットワークメタアナリシスで、著者ら自身が根拠の質を中〜低と評価しています。効果量の大きさをそのまま治療間の優劣として読むことはできません。
効果を検証した研究対象:PTSDネットワークメタアナリシス
- 著者
- Mavranezouli I.・Megnin-Viggars O.・Daly C.・Dias S.・Welton N.J.・Stockton S.・Bhutani G.・Grey N.・Leach J.・Greenberg N.・Katona C.・El-Leithy S.
- 掲載誌
- Psychological medicine
- 巻号ページ
- 50巻4号542-555頁
- 発行年月日
- 2020年2月17日
- PMID
- 32063234
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- ネットワークメタアナリシス
この研究のまとめ
P|対象
成人のPTSD。組み入れた90件の試験・6,560名・22の介入。
E|介入
EMDR。あわせてトラウマフォーカスト認知行動療法(TF-CBT)などの心理的介入を対象。
C|比較
対象とした研究:90件の試験・6,560名・22の介入。根拠の質は中〜低。
O|結果
本ネットワークメタアナリシスが統合した90件では、待機リスト群と比べて治療後のPTSD症状の低減がもっとも大きかったのはEMDR(SMD −2.07、95%CrI −2.70〜−1.44)、身体的/認知的療法の併用(SMD −1.69)、トラウマフォーカスト認知行動療法(SMD −1.46)、支持付きセルフヘルプ(SMD −1.46)だった。EMDRとTF-CBTは1〜4か月後の追跡でも効果が持続していた。他の介入の結果は結論に至らないか、限られた根拠にもとづくものだった。根拠の質は中〜低と評価されている。
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