Intranasal oxytocin as a potential therapeutic strategy in post-traumatic stress disorder: A systematic review.

この研究について主題は持続エクスポージャー療法ではなく、鼻から投与するオキシトシンという薬です。持続エクスポージャー療法との併用を調べた研究は1件だけです。
効果を検証した研究対象:PTSDシステマティックレビュー
著者
Giovanna G.・Damiani S.・Fusar-Poli L.・Rocchetti M.・Brondino N.・de Cagna F.・Mori A.・Politi P.
掲載誌
Psychoneuroendocrinology
巻号ページ
115巻 論文番号104605
発行年月日
2020年2月7日
PMID
32088633
技法
PE
研究デザイン
システマティックレビュー

この研究のまとめ

P|対象

PTSDの患者。14件の研究。

E|介入

経鼻オキシトシン(INOT)。うち1件が持続エクスポージャー療法の増強戦略としての使用を直接検討。

C|比較

比較対照:偽薬など。システマティックレビュー。中核症状への効果と、機能画像における神経生物学的な相関を検討。

O|結果

本レビューが組み入れた14件の研究は、経鼻オキシトシンが安全な薬理学的介入でありうるという暫定的な証拠を与えるが、結果は一貫せず、この介入の有効性を定量するには不十分であった。とくに主要評価項目が研究間で一貫して異なっており、標本の大きさも概して小さかった。著者らは、経鼻オキシトシンが社会的・目標志向的な認知と行動を促し、それによってより良い治療同盟と治療転帰を促す役割を果たしうるという暫定的な仮説を立てている。ただし現時点で持続エクスポージャー療法の増強戦略としての使用を直接検討した研究は1件のみで、期間も限られていると述べている。

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