Eye Movement Desensitization and Reprocessing (EMDR) for the treatment of psychosis: a systematic review.
この研究について組み入れられた6件のうち無作為化比較試験は1件だけで、根拠の厚みは限られています。治療の初期に症状が一時的に増えた研究が2件あった点も、読むときの条件になります。
効果を検証した研究システマティックレビュー全文が読めます
- 著者
- Adams R.・Ohlsen S.・Wood E.
- 掲載誌
- European journal of psychotraumatology
- 巻号ページ
- 11巻1号 論文番号1711349
- 発行年月日
- 2020年3月10日
- PMID
- 32284817
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- システマティックレビュー
この研究のまとめ
P|対象
精神症(psychosis)のある方。
E|介入
EMDR。精神症への適用の安全性・有効性・受け入れやすさを検討。
C|比較
対象とした研究:4つのデータベースとFrancine Shapiro Libraryから同定した6件。RCT1件・パイロット2件・症例集積2件・症例報告1件。
O|結果
本総説が組み入れた6件では、EMDRは妄想と陰性症状の減少、精神科サービスと服薬の利用の減少と関連していた。幻聴と被害的思考の減少については結果が一致しなかった。有害事象の報告はなかったが、2件では治療初期に精神症状の増加が観察された。脱落率は他のトラウマ焦点化治療と同程度だった。
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