Cost-effectiveness of psychological treatments for post-traumatic stress disorder in adults.

この研究について症状の改善ではなく費用対効果を推計した研究です。英国の医療制度を前提とした試算で、他の国にそのまま当てはまるものではありません。
効果を検証した研究対象:PTSD経済評価・費用対効果分析全文が読めます
著者
Mavranezouli I.・Megnin-Viggars O.・Grey N.・Bhutani G.・Leach J.・Daly C.・Dias S.・Welton N.J.・Katona C.・El-Leithy S.・Greenberg N.・Stockton S.
掲載誌
PloS one
巻号ページ
61巻1号18-29頁
発行年月日
2020年4月30日
PMID
32353011
技法
EMDR
研究デザイン
経済評価・費用対効果分析

この研究のまとめ

P|対象

成人のPTSD。イングランドの国民保健サービスと対人社会サービスの立場から評価。

E|介入

EMDR。あわせて10の介入と無治療を比較。

C|比較

対象とした研究:システマティックレビューとネットワークメタアナリシスから導いた有効性データ。決定分析モデルで費用と質調整生存年を比較。

O|結果

本ネットワークメタアナリシスにもとづく分析では、EMDRが成人のPTSDにもっとも費用対効果の高い介入と見られた(質調整生存年あたり2万ポンドの閾値で、11の選択肢のうち確率0.34)。次いで身体的/認知的療法の併用、支持付きセルフヘルプ、心理教育、SSRI、トラウマフォーカスト認知行動療法(TF-CBT)の順だった。カウンセリングは無治療より費用対効果が低いと見られた。もっとも大きな根拠の蓄積があるのはTF-CBTだった。

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