Bidirectional Relationships Between Posttraumatic Stress Disorder and Social Functioning During Cognitive Processing Therapy.
この研究について治療の効果を調べたものではなく、治療の経過中にPTSD症状と人間関係の問題がどう影響し合うかを調べた解析です。
効果を検証した研究原著・その他全文が読めます
- 著者
- Lord K.A.・Suvak M.K.・Holmes S.・Shields N.・Lane J.E.M.・Sijercic I.・Wagner A.C.・Stirman S.W.・Monson C.M.
- 掲載誌
- Behavior therapy
- 巻号ページ
- 51巻3号447-460頁
- 発行年月日
- 2019年8月8日
- PMID
- 32402260
- 技法
- CPT
- 研究デザイン
- 原著・その他
この研究のまとめ
P|対象
CPTの試験で2時点以上の評価を受けた患者176名(女性51.5%、平均年齢39.46歳、白人89.1%、現役軍人・退役軍人42.6%)。
E|介入
CPT(認知処理療法)12セッション。
C|比較
比較対照:なし。同一参加者内で、各セッション前のPTSD症状(PCL)と対人関係・社会的役割機能の問題(OQ-45)を多変量マルチレベル交差遅延分析で相互に予測。
O|結果
対人関係の問題はその後のPTSD症状を予測し(b = 0.22、p = 0.01)、その逆も成り立った(b = 0.05、p = 0.04)。また社会的役割機能の問題はその後のPTSD症状を予測し(b = 0.21、p = 0.03)、その逆も成り立った(b = 0.06、p < 0.001)。軍属であることは、社会的役割機能の問題からPTSD症状への交差遅延の関係を左右する要因だった(b = −0.35、p = 0.045)。著者らは、CPTの経過中にPTSD症状と社会機能の間に頑健な関連があり、両者が時間をまたいで相互に影響し合うことを示す結果だと述べている。
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