Adaptive Information Processing Theory: Origins, Principles, Applications, and Evidence.
この研究について理論の解説です。効果を測った研究ではありません。
効果を検証した研究対象:PTSDナラティブレビュー・総説
- 著者
- Hill M.D.
- 掲載誌
- Journal of evidence-based social work (2019)
- 巻号ページ
- 17巻3号317-331頁
- 発行年月日
- 2020年4月24日
- PMID
- 32420834
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- ナラティブレビュー・総説
この研究のまとめ
P|対象
トラウマとPTSDを体験した人。
E|介入
EMDR。その理論的基盤である適応的情報処理(AIP)理論。
C|比較
対象とした研究:AIP理論の起源・原理・適用と、それを支持する生理指標の研究。
O|結果
本稿は、AIP理論がEMDRの理論的基盤であり、EMDRで観察される結果を説明するために作られたものだと整理している。AIPモデルは、不適応な形で蓄えられたトラウマ記憶が前頭前野での合理的な情報処理を妨げると仮定し、眼球運動などの両側性刺激がその障害を取り除いて記憶の処理を完了させ、症状の低減につながると想定する。著者は、AIP理論を根拠としたEMDRがPTSDの治療に有効に用いられてきたとし、EMDR中の生理的変化を測る研究から支持する所見が現れつつあると述べている。
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