Effectiveness of three brief treatments for recent traumatic events in a low-SES community setting.
この研究について資源の乏しい地域で、短い3種類の支援を比べた研究です。6か月後には有意差が認められなくなっています。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Ironson G.・Hylton E.・Gonzalez B.・Small B.・Freund B.・Gerstein M.・Thurston F.・Bira L.
- 掲載誌
- Psychological trauma : theory, research, practice and policy
- 巻号ページ
- 13巻1号123-132頁
- 発行年月日
- 2020年6月4日
- PMID
- 32496104
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
過去6か月以内に外傷的な出来事を経験した105名。社会経済的に資源の乏しい地域。
E|介入
EMDR。個別に4セッション。
C|比較
比較対照:トラウマに焦点を当てた集団型ストレス管理(SMT)、集団型のサイコロジカル・ファーストエイド(PFA)の3群。無作為割付。治療前と1・3・6か月後にPTSD症状・外傷後認知・抑うつを測定。
O|結果
3つの治療群はいずれも経時的にPTSD・外傷後認知・抑うつの有意な減少を示し、治療前後の効果量は大きかった(中央値は1か月0.96、3か月1.38、6か月1.10)。ただし減少の速さには有意な差があり、EMDR群が最も速く(外傷後認知 F=5.85、p=0.016/抑うつ F=4.90、p=0.028)、次いでSMT、PFAの順であった。EMDRとPFAの間には1か月・3か月時点で有意な差が認められたが、6か月時点では3つの指標いずれにも有意差は認められず、PTSD症状についても群間有意差は認められなかった。
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