Comparing Exposure- and Coping Skills-Based Treatments on Trauma-Related Guilt in Veterans With Co-Occurring Alcohol Use and Posttraumatic Stress Disorders.

この研究について検証されているのは標準の持続エクスポージャー療法ではなく、依存症の治療を組み合わせた改変版です。比べられているのは、依存症の治療を組み合わせた2つの形です。測っているのはPTSDの症状ではなく罪悪感です。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
著者
Capone C.・Tripp J.C.・Trim R.S.・Davis B.C.・Haller M.・Norman S.B.
掲載誌
Journal of traumatic stress
巻号ページ
603-609頁
発行年月日
2020年6月10日
PMID
32521096
技法
PE
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

PTSDと物質使用障害を併せもつ米国の退役軍人119名。

E|介入

COPE(持続エクスポージャー療法に物質使用障害の治療を統合した版。63名)。

C|比較

比較対照:Seeking Safety(56名)。無作為割付。トラウマ関連罪悪感尺度で罪悪感の変化を比較。

O|結果

全体として罪悪感は時間とともに減少した。しかし治療×時間の交互作用が有意で、COPE 群のほうが Seeking Safety 群より全般的な罪悪感の低下が大きかった(d=0.940 対 d=0.498)。著者らは、統合治療がトラウマ関連の罪悪感に及ぼす効果を検討した初めての研究であり、曝露にもとづくトラウマ焦点化治療のほうが非曝露の治療より罪悪感の低下に有効で、効果もより長く続きうると述べている。

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