The effectiveness of psychological interventions for post-traumatic stress disorder in children, adolescents and young adults: a systematic review and meta-analysis.
この研究についてTF-CBTだけを扱ったものではなく、子どもと若い方への心理的介入全般のメタアナリシスです。TF-CBTの効果量は信頼区間の上限が0に近く、EMDRより小さく出ています。
効果を検証した研究対象:PTSDメタアナリシス
- 著者
- John-Baptiste Bastien R.・Jongsma H.E.・Kabadayi M.・Billings J.
- 掲載誌
- Psychological medicine
- 巻号ページ
- 50巻10号1598-1612頁
- 発行年月日
- 2020年6月22日
- PMID
- 32624017
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- メタアナリシス
この研究のまとめ
P|対象
PTSDのある子ども・青年・若年成人。2011〜2019年に公表された無作為化比較試験。15373件から27件を組み入れ、16件をメタアナリシスの対象とした。
E|介入
TF-CBT(トラウマフォーカスト認知行動療法)とEMDRを含む心理的介入。
C|比較
比較対照:各無作為化比較試験の対照条件。公表文献とグレイ文献を検索し、Cochrane Risk of Biasツールで質を評価。
O|結果
本メタアナリシスが統合した16件では、すべての心理的介入を通じて中程度の統合効果量が認められた(d=−0.44、95%CI −0.68〜−0.20)。TF-CBT(d=−0.30、95%CI −0.58〜−0.02)とEMDR(d=−0.46、95%CI −0.81〜−0.12)についても効果が認められた。著者らは、成人のPTSD治療に一般に用いられる心理的介入の一部は子ども・青年・若年成人にも有効だったが、すべてではなかったとし、若年者向けに特に適合させた介入について述べている。
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