Bimodal Therapy for Chronic Subjective Tinnitus: A Randomized Controlled Trial of EMDR and TRT Versus CBT and TRT.

この研究についてPTSDではなく慢性の耳鳴りが対象です。調べられているのはEMDR単独ではなく、耳鳴りの再訓練療法と組み合わせたときの効果で、どちらの群も再訓練療法を受けています。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
Luyten T.R.・Jacquemin L.・Van Looveren N.・Declau F.・Fransen E.・Cardon E.・De Bodt M.・Topsakal V.・Van de Heyning P.・Van Rompaey V.・Gilles A.
掲載誌
Frontiers in psychology
巻号ページ
11巻173-178頁
発行年月日
2020年9月10日
PMID
33013517
技法
EMDR
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

慢性・主観的な耳鳴りの患者。

E|介入

耳鳴り再訓練療法(TRT)とEMDRを組み合わせた二様式の治療。

C|比較

比較対照:TRTと認知行動療法を組み合わせた二様式の治療(実施中の対照群)。無作為割付。主要評価項目は耳鳴機能指標(TFI)。副次は耳鳴りの大きさの視覚的アナログ尺度・耳鳴質問票・病院不安抑うつ尺度・聴覚過敏質問票・全般的な効果の実感・精神物理学的測定。治療前・終了時・3か月後に評価。

O|結果

耳鳴機能指標は両方の二様式治療で臨床的に意味のある改善を示した(TRT+認知行動療法で平均15.1点、TRT+EMDRで16.2点の低下、いずれもp<0.001)。耳鳴質問票・病院不安抑うつ尺度・聴覚過敏質問票・大きさの視覚的アナログ尺度の合計得点も、実験群・対照群ともに治療後と追跡時に有意に減少した(p<0.001)。全般的な効果の実感では、追跡時に耳鳴りの実質的な改善を経験した患者が80%を超えた(TRT+認知行動療法84%・TRT+EMDR80%)。治療の転帰は3か月後も安定し、有害事象は観察されなかった。TRT+EMDRの効力はTRTと認知行動療法の組み合わせと比べて有意差は認められなかった。

このまとめは論文の抄録をもとに作成しています。内容の正確さについては原典をご確認ください。

抄録

日本語訳は準備中です。この論文は訳文を掲載できる条件を満たしています。用意ができしだいこの欄に追加します。

原典を見る ↗全文を読む ↗PMID 33013517

掲載基準と免責事項

  • このページの論文リストと各論文のまとめは、AIを用いて作成しています。作成の過程で誤りや漏れが生じている可能性があります。
  • まとめは論文の抄録をもとに作成したもので、論文の全文を読んで要約したものではありません。内容の正確さについては、各ページの原典リンクから原文をご確認ください。
  • 掲載は推薦ではありません。研究の質、治療の効果、技法の優劣を当サイトが評価・保証するものではありません。掲載本数の多い技法が優れている、という意味でもありません。
  • ある技法に不利な結論の論文も、基準を満たしていれば掲載しています。特定の技法を勧める、または勧めないために選んだリストではありません。
  • 抄録に結果にあたる記述がない論文は、まとめを作らず書誌情報と原典リンクのみを掲載しています。研究そのものの価値を評価したものではありません。
  • 日本語訳は、出版社が定める利用条件で訳文の公開が認められている論文にのみ掲載しています。訳文がないことは、その論文の内容とは関係ありません。
  • ここに掲載している内容は研究の紹介であり、個々の方への治療の助言ではありません。治療の選択については、かかりつけの医療機関や専門家にご相談ください。
  • 掲載内容の誤り、掲載の追加・取り下げのご希望は、こちらのフォームよりご連絡ください。

いま危機的な状態にある方は、専門の相談窓口をご利用ください。こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556 / よりそいホットライン 0120-279-338。命に危険が及ぶ状況では 119 におかけください。