The effects of symptom overreporting on PTSD treatment outcome.

この研究について治療を受けた人を後から2つに分けて比べたもので、割り付けによる比較ではありません。EMDR単独ではなく複数の治療を含むプログラムです。
効果を検証した研究対象:PTSD前向きコホート・縦断研究全文が読めます
著者
van Minnen A.・van Dalen B.・Voorendonk E.M.・Wagenmans A.・de Jongh A.
掲載誌
European journal of psychotraumatology
巻号ページ
11巻1号 論文番号1794729
発行年月日
2020年8月11日
PMID
33029329
技法
EMDR
研究デザイン
前向きコホート・縦断研究

この研究のまとめ

P|対象

PTSDのある人205名。うち症状を過大に報告していた29名(14.1%)。

E|介入

EMDRと持続エクスポージャー療法・身体活動・心理教育からなる短期集中のトラウマ焦点化治療プログラム。

C|比較

比較対照:過大報告のない患者群との比較。治療前後にSIMSとCAPS-5で評価。SIMSの高い基準点24点以上を過大報告と定義。

O|結果

症状を過大に報告していた群でもPTSD症状の有意な低下が認められ、その治療成績は他の患者と有意に違わなかった。一部の患者(35.5%)は治療後も過大報告のままであったが、SIMS得点は治療中に有意に低下した。著者らは、短期集中のトラウマ焦点化治療がPTSD全般だけでなく、症状を過大に報告する人にとっても実施可能で安全な治療だと述べている。

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