Conducting Prolonged Exposure for PTSD During the COVID-19 Pandemic: Considerations for Treatment.

この研究についてPE(持続エクスポージャー療法)を開発したEdna B. Foa氏が共著の研究です。効果を測った研究ではなく、流行下でどう治療を続けるかを論じたものです。示されている工夫が有効かどうかは検証されていません。研究の選び方や重みづけには著者の立場が関わりうる点をふまえてお読みください。
効果を検証した研究対象:PTSD論説・コメンタリー全文が読めます
著者
Fina B.A.・Wright E.C.・Rauch S.A.M.・Norman S.B.・Acierno R.・Cuccurullo L.J.・Dondanville K.A.・Moring J.C.・Brown L.A.・Foa E.B.
掲載誌
Cognitive and behavioral practice
巻号ページ
532-542頁
発行年月日
2020年10月17日
PMID
33100809
技法
PE
研究デザイン
論説・コメンタリー

この研究のまとめ

P|対象

PTSDのある人。COVID-19の流行下で治療を受ける人。

E|介入

持続エクスポージャー療法(PE)。遠隔医療での実施と、外出制限・身体的距離の確保に伴う手続きの調整。

C|比較

比較対照:なし。流行下での実施の方策についての論考。

O|結果

本稿は、COVID-19の危機が前例のない影響と期間を持ち、心理的ストレス・経済的困難・社会的孤立によって人々の不安の水準を高めうること、その影響がPTSDなど既存の精神的な問題を抱える人でとくに強くなりうることを述べている。そのうえで、PEが遠隔医療で有効に実施されてきた一方、公衆衛生上の要請による外出制限と身体的距離の確保のもとでは固有の調整が必要になるとして、流行下でPEを実施する方策を論じている。著者らは、身体的距離を考慮しなければならない他の状況にも適用できるとしている。

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