Systematic review and meta-analyses of the long-term efficacy of narrative exposure therapy for adults, children and perpetrators.
この研究について比べた相手が無治療か能動的な治療かで効果量が大きく変わります。著者ら自身が、他の確立した技法との比較研究が足りないと述べています。
効果を検証した研究メタアナリシス全文が読めます
- 著者
- Siehl S.・Robjant K.・Crombach A.
- 掲載誌
- Psychotherapy research : journal of the Society for Psychotherapy Research
- 巻号ページ
- 31巻6号695-710頁
- 発行年月日
- 2020年11月18日
- PMID
- 33205713
- 技法
- NET
- 研究デザイン
- メタアナリシス
この研究のまとめ
P|対象
重度の外傷を経験した成人・子ども・加害者。組み入れた56件・30か国(NET群1,370名対対照1,055名)。
E|介入
NET(ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー)。子ども向け(KIDNET)と加害者向け(FORNET)も対象。
C|比較
対象とした研究:56件・30か国。対照条件のある研究と無作為化比較試験それぞれでメタアナリシスを実施し、短期(6か月未満)と長期(6か月以上)の群間効果量を算出。
O|結果
本メタアナリシスが統合した56件では、NETに有利なPTSD症状の低減について大きな群間効果量が認められた。能動的な対照を用いた無作為化比較試験の解析では、短期に小〜中程度、長期に大きな効果量が得られた。著者らは、NET・KIDNET・FORNETが厳しい環境に暮らす重度の外傷を経験した人に有益で持続的な治療結果をもたらすとしつつ、高度に発達した医療制度のもとでNETと他の根拠にもとづくトラウマ焦点化介入を比較する研究が必要だと述べている。
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