EMDR treatment for anxiety in MS patients: A pilot study.

この研究についてPTSDではなく、多発性硬化症の方が将来に抱く不安を対象にした8名のパイロット研究です。対照群はありません。
効果を検証した研究介入研究(非対照・パイロット)全文が読めます
著者
Wallis O.C.・Vries Jd
掲載誌
Multiple sclerosis journal - experimental, translational and clinical
巻号ページ
6巻4号 論文番号2055217320974388
発行年月日
2020年12月28日
PMID
33447394
技法
EMDR
研究デザイン
介入研究(非対照・パイロット)

この研究のまとめ

P|対象

不安を抱える多発性硬化症(MS)の患者8名。MSに関連する将来への不安が対象。

E|介入

EMDR。将来の最悪の場面のイメージを標的とするフラッシュフォワード法を1〜3セッション実施。

C|比較

比較対照:なし。治療前・治療直後・3か月後の3時点で、不安・抑うつ・心配・認知的回避・生活の質の質問票により評価。

O|結果

治療前と比べて治療後に、不安・抑うつ・心配で有意な改善が示された。事例集積としての分析では、1名を除く全員が不安で臨床的に意味のある差を示した。著者らは、より大規模な実施を推奨する前にMSの不安へのフラッシュフォワードEMDRの価値をさらに検討する必要があるとしつつ、このパイロットの良好な結果は有望であり今後の研究の動機になると述べている。

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