A FLASH OF HOPE: Eye Movement Desensitization and Reprocessing (EMDR) Therapy.
この研究について教育目的の解説記事です。示されている事例は実在の患者ではなく、診断や技法を説明するために作られた合成事例です。
効果を検証した研究対象:PTSDナラティブレビュー・総説全文が読めます
- 著者
- Gainer D.・Alam S.・Alam H.・Redding H.
- 掲載誌
- Innovations in clinical neuroscience
- 巻号ページ
- 17巻7-9号12-20頁
- 発行年月日
- 2020年7月1日
- PMID
- 33520399
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- ナラティブレビュー・総説
この研究のまとめ
P|対象
PTSDのある人と、PTSD以外の精神疾患(双極症・物質使用症・抑うつ性障害)のある人。
E|介入
EMDR。両側性刺激(左右の眼球運動、膝へのタッピング、ヘッドホン、手持ちの振動装置)を用いる8段階の手続き。
C|比較
比較対照:なし。合成事例を用いた解説と、効力に関する研究の整理。
O|結果
本稿は、EMDRの8つの基本的な過程を合成事例で示し、PTSDの治療における効力に関する研究とあわせて検討している。既存の文献は、特定の引き金に対する反応としての否定的な概念化から注意をそらしつつ肯定的な自己評価を再確認するという形で、PTSDの患者にこの治療を用いた良好な結果を示しているとする。また、双極症・物質使用症・抑うつ性障害を含むPTSD以外の精神的な問題にもEMDRが有望な治療となりうることを研究が示していると述べている。
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