Comparing Intensive Trauma-Focused Treatment Outcome on PTSD Symptom Severity in Older and Younger Adults.
この研究についてEMDRだけの効果ではなく、持続エクスポージャー療法や運動・心理教育を組み合わせた8日間のプログラム全体の結果です。比べているのは治療の違いではなく年齢層で、割り付けは無作為ではありません。
効果を検証した研究対象:PTSD非無作為化比較試験全文が読めます
- 著者
- Gielkens E.M.J.・de Jongh A.・Sobczak S.・Rossi G.・van Minnen A.・Voorendonk E.M.・Rozendaal L.・van Alphen S.P.J.
- 掲載誌
- Journal of clinical medicine
- 巻号ページ
- 10巻6号
- 発行年月日
- 2021年3月17日
- PMID
- 33802898
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 非無作為化比較試験
この研究のまとめ
P|対象
PTSDの高齢者62名(60〜78歳)と若年成人62名(19〜58歳)。性別と追跡データの有無で対応づけ。
E|介入
8日間の集中的トラウマ焦点化治療プログラム(EMDR・持続エクスポージャー療法・身体活動・集団心理教育)。
C|比較
比較対照:高齢群と若年群の比較。無作為割付のない成績研究。治療前後、部分集団(各31名)では6か月後にCAPS-5で評価。治療前得点を共変量とする反復測定共分散分析。
O|結果
全体でCAPS-5得点は治療前から治療後にかけて有意に低下した(偏η2=0.808)。治療成績は年齢群のあいだで有意に異ならなかった(偏η2=0.002)。追跡の部分集団でも年齢群による治療反応の有意差は認められず、治療前後の大きな低下(偏η2=0.76)は追跡時にも維持されていた(偏η2=0.003)。著者らは、集中的なトラウマ焦点化治療が高齢のPTSD患者にも適用でき、効果量は若年者と同程度だと述べている。
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