Treating trauma and aggression with narrative exposure therapy in former child and adult soldiers: A randomized controlled trial in Eastern DR Congo.
この研究についてNET(ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー)を開発したThomas Elbert氏が共著の研究です。主眼はPTSD症状ではなく、攻撃性と暴力行動の低下に置かれています。示されている効果量は群内のもので、通常治療との差そのものの大きさではありません。抄録に人数の記載がないため規模は分かりません。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Koebach A.・Carleial S.・Elbert T.・Schmitt S.・Robjant K.
- 掲載誌
- Journal of consulting and clinical psychology
- 巻号ページ
- 89巻3号143-155頁
- 発行年月日
- 2021年3月
- PMID
- 33829803
- 技法
- NET
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
コンゴ民主共和国東部の紛争地域の男性元戦闘員。武装集団から帰還した人。
E|介入
司法領域の加害者更生のためのNET(FORNET)。Schauer ら(2011)のNETを改訂・翻案したもの。
C|比較
比較対照:通常治療(TAU)群。縦断的な並行群間の無作為化比較試験。3〜5か月後と6〜9か月後に追跡評価。主要評価項目は嗜癖的攻撃性と現在の暴力行動(CVB)、副次評価項目は外傷後ストレス。一般化線形混合モデルで解析。
O|結果
FORNETは通常治療と比べて、嗜癖的攻撃性(群内 Cohen dz = 2.00)、現在の暴力行動(dz = 0.90)、外傷後ストレス(dz = 1.48)を有意に大きく低下させた。
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