Somatoform Dissociative Symptoms Have No Impact on the Outcome of Trauma-Focused Treatment for Severe PTSD.

この研究について持続エクスポージャー療法だけでなくEMDRと組み合わせたプログラム全体の結果で、どちらの効果かは分けられません。比べる相手となる群はなく、比べているのは解離症状の強さです。
効果を検証した研究対象:PTSD介入研究(非対照・パイロット)全文が読めます
著者
Zoet H.A.・de Jongh A.・van Minnen A.
掲載誌
Journal of clinical medicine
巻号ページ
10巻8号
発行年月日
2021年4月7日
PMID
33917166
技法
EMDR
研究デザイン
介入研究(非対照・パイロット)

この研究のまとめ

P|対象

重度のPTSDの患者220名(トラウマ歴は多様で併存症が多い)。オランダ。

E|介入

集中治療プログラム(EMDRと持続エクスポージャー療法を組み合わせ、先行する安定化の段階は置かない)。

C|比較

比較対照:なし。身体表現性解離症状の水準が低い人と高い人で比較。治療前・治療後・6か月後にCAPS-5・PCL-5・SDQ-5・SDQ-20 で評価。

O|結果

身体表現性解離の水準が低い患者でも高い患者でも、PTSD症状の低減について大きな効果量が観察された。身体表現性解離はPTSD症状の低減に影響を与えなかった。身体表現性解離症状の重症度も両群で有意に減少し、その減少は解離症のスクリーニング陽性者でより大きかった。著者らは、PTSD患者に強い身体表現性解離症状があるからといって必ずしも別の治療方針を要するわけではないと述べている。

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