Practical guidelines for online Narrative Exposure Therapy (e-NET) - a short-term treatment for posttraumatic stress disorder adapted for remote delivery.
この研究についてNETを開発したMaggie Schauer氏が共著です。効果を検証した研究ではなく、オンラインでNETを行うための実務指針です。研究の選び方や重みづけには著者の立場が関わりうる点をふまえてお読みください。
効果を検証した研究対象:PTSDナラティブレビュー・総説全文が読めます
- 著者
- Kaltenbach E.・McGrath P.J.・Schauer M.・Kaiser E.・Crombach A.・Robjant K.
- 掲載誌
- European journal of psychotraumatology
- 巻号ページ
- 330-341頁
- 発行年月日
- 2021年3月1日
- PMID
- 34025923
- 技法
- NET
- 研究デザイン
- ナラティブレビュー・総説
この研究のまとめ
P|対象
PTSDのある人(遠隔でNETを受ける場面)。
E|介入
オンラインのNET(ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー)(e-NET)。対面版NETを遠隔実施向けに適合させたもの。
C|比較
比較対照:なし。NETとe-NETの違いを詳細に整理し、遠隔実施の実務指針として示す。
O|結果
本総説が整理した内容では、e-NETの実施で生じる困難——守秘、中断への対処、併存症状など——は対面の介入で生じるものと似ているが、その解決策は適合させる必要がある。解離は対面治療でもしばしば課題とされるが、オンラインの場ではとくに注意を要するため、この設定で解離に対処する手立てが提示されている。著者らは、この実務指針がe-NETの利点と課題の双方を示し、トラウマを抱える人と関わる治療者がe-NETを自信をもって安全に実施する助けになることを目指すと述べている。
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