A network meta-analysis of psychosocial interventions for refugees and asylum seekers with PTSD.

この研究についてEMDRは待機リストより有意に効果的でしたが、信頼区間の幅が広い点と、通常治療との比較で有意だったのは認知行動療法のみである点は結果を読むうえで関わります。
効果を検証した研究対象:PTSDネットワークメタアナリシス全文が読めます
著者
Turrini G.・Tedeschi F.・Cuijpers P.・Giovane C.D.・Kip A.・Morina N.・Nosè M.・Ostuzzi G.・Purgato M.・Ricciardi C.・Sijbrandij M.・Tol W.
掲載誌
BMJ global health
巻号ページ
6巻6号
発行年月日
2021年6月
PMID
34088735
技法
EMDR
研究デザイン
ネットワークメタアナリシス

この研究のまとめ

P|対象

PTSDのある成人の難民・庇護申請者2,308名。

E|介入

EMDR。

C|比較

対象とした研究:成人の難民・庇護申請者への心理社会的介入の無作為化研究23件。16件は高所得国、7件は低・中所得国。

O|結果

本ネットワークメタアナリシスでは、認知行動療法(SMD=−1.41、95%CI −2.43〜−0.38)とEMDR(SMD=−1.30、95%CI −2.40〜−0.20)は待機リストより有意に効果的だった。認知行動療法は通常治療よりもPTSD症状の減少が大きかった(SMD −1.51、95%CI −2.67〜−0.36)。他のすべての介入では、待機リスト・通常治療との有意差は認められなかった。累積順位の平均では認知行動療法とEMDRが最上位だった。受け入れやすさでは、脱落が他より少ない介入はなかった。

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