Internet-delivered cognitive processing therapy for individuals with a history of bullying victimization: a randomized controlled trial.

この研究についてPTSDではなく、いじめ被害に伴う心理的なつらさが対象です。標準の認知処理療法ではなく、インターネットで提供する改変版です。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)
著者
Thorisdottir A.S.・Asmundson G.
掲載誌
Cognitive behaviour therapy
巻号ページ
51巻2号143-169頁
発行年月日
2021年6月29日
PMID
34184620
技法
CPT
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

いじめ被害の生涯歴を自認する成人52名(69.20%が女性、平均43.37歳)。

E|介入

インターネットで提供する治療者支援つきの認知処理療法(内容を改変した版)12セッション。

C|比較

比較対照:インターネットで提供する治療者支援つきストレス管理(SM)12セッション、待機リストの3群。無作為割付。階層線形モデル。

O|結果

認知処理療法は、待機リストおよびストレス管理と比べて、いじめ被害に関連する不適応的な評価の強さとPTSD症状を減らすのに有効であった。一方、抑うつ・全般性不安・ストレスの症状を減らす点では、ストレス管理が認知処理療法と待機リストを上回った。著者らは、インターネット版CPTはいじめ被害に伴う心理的苦痛と不適応的な評価に有効だが、不安や抑うつにはさらなる調整が必要かもしれないと述べている。

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