The temporal sequence of change in PTSD symptoms and hypothesized mediators in Cognitive Processing Therapy and Written Exposure Therapy for PTSD.
この研究について認知処理療法(CPT)を開発したPatricia A. Resick氏が共著の研究です。治療の効果ではなく、症状が良くなる前に何が変わるのかという仕組みを調べた解析です。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD原著・その他全文が読めます
- 著者
- Lee D.J.・Marx B.P.・Thompson-Hollands J.・Gallagher M.W.・Resick P.A.・Sloan D.M.
- 掲載誌
- Behaviour research and therapy
- 巻号ページ
- 144巻 論文番号103918
- 発行年月日
- 2021年6月24日
- PMID
- 34198230
- 技法
- CPT
- 研究デザイン
- 原著・その他
この研究のまとめ
P|対象
PTSDのある地域住民126名。CPT群とWET群に均等に無作為割付。
E|介入
認知処理療法(CPT)12セッション。
C|比較
比較対照:書字曝露療法(WET)5セッション。初回セッションから6・12・24・36・60週後に、セッション内・セッション間の覚醒と感情価の変化、トラウマ関連の信念の変化を測定。時間的な前後関係を判別できる統計手法を用いた二次的な解析。
O|結果
WETを受けた参加者では、セッション後の感情価のセッション間変化がPTSD症状の低下に時間的に先行したが、その後の症状低下を予測はしなかった。否定的なトラウマ関連の信念は両条件で症状低下と並行して変化し相関したが、症状低下に時間的に先行はしなかった。著者らは、先行研究と一致しない結果であり、これらの構成概念は症状低下の媒介因というより相関物と位置づけるほうが適切かもしれないと述べている。
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