Longitudinal genome-wide methylation study of PTSD treatment using prolonged exposure and hydrocortisone.

この研究について治療の効果ではなく、回復に関わる生物学的な指標を探した研究です。探索的な解析のため、別の集団での確認が要ります。
効果を検証した研究対象:PTSD原著・その他全文が読めます
著者
Yang R.・Xu C.・Bierer L.M.・Flory J.D.・Gautam A.・Bader H.N.・Lehrner A.・Makotkine I.・Desarnaud F.・Miller S.A.・Jett M.・Hammamieh R.
掲載誌
Translational psychiatry
巻号ページ
662-669頁
発行年月日
2021年7月13日
PMID
34282125
技法
PE
研究デザイン
原著・その他

この研究のまとめ

P|対象

PTSDの患者。持続エクスポージャー療法をヒドロコルチゾンの上乗せありまたはなしで受けた人。

E|介入

持続エクスポージャー療法(PE)。各セッション前のヒドロコルチゾン投与の有無で比較。全ゲノムのメチル化を縦断的に解析。

C|比較

比較対照:無作為化比較試験の枠内で、治療前データからの回復の予測因子と、治療前後のエピジェネティックな変化に関連する指標を検討。

O|結果

解析により、驚愕反応や恐怖の学習・記憶に関わるとされてきたCREB-BDNFシグナル経路が、症状の変化と重症度の双方を予測する収束的な指標として同定された。既報のレジリエンス指標(FKBP5・NR3C1・SDK1・MAD1L1)もPTSDの回復と関連していた。とくにFKBP5の遺伝子本体領域のメチル化水準は、反応者ではCAPS得点の低下とともに有意に低下したのに対し、無反応者では変化しなかった。

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