A randomized, double-blind, placebo-controlled trial of hydrocortisone augmentation of Prolonged Exposure for PTSD in U.S. combat veterans.
この研究について検証されているのは曝露療法そのものではなく、そこに薬を上乗せする効果です。上乗せによる改善は認められませんでした。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Lehrner A.・Hildebrandt T.・Bierer L.M.・Flory J.D.・Bader H.N.・Makotkine I.・Yehuda R.
- 掲載誌
- Behaviour research and therapy
- 巻号ページ
- 論文番号103924
- 発行年月日
- 2021年7月1日
- PMID
- 34298438
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
イラク・アフガニスタン戦争に従軍しPTSDのある退役軍人60名。
E|介入
持続エクスポージャー療法(PE)に合成グルココルチコイドであるヒドロコルチゾン30mgを上乗せする形。曝露セッションの30分前に経口投与。
C|比較
比較対照:プラセボを服用する群。無作為化・二重盲検。CAPSによるPTSD重症度が主要評価項目。副次評価項目はPDSによる自己報告症状とBDIによる抑うつ。治療前・治療後・3か月後に評価。
O|結果
条件を通じて、持続エクスポージャー療法そのものには経時的な強い効果が認められた。治療意図に基づく解析では、ヒドロコルチゾンはPTSD症状にも副次評価項目にも測定可能な改善をもたらさなかった。ただし探索的な解析では、軽度の外傷性脳損傷の既往と現在の脳振盪後症状がある退役軍人では過覚醒症状の低下が大きく、ベースラインのグルココルチコイド感受性が高い人では回避症状の低下が大きかった。
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