EMDR therapy for PTSD symptoms in patients with mild intellectual disability or borderline intellectual functioning and comorbid psychotic disorder: A case series.

この研究について6名の事例をまとめたもので、比較する群はありません。知的障害と精神症を併せ持つ方を対象とした報告です。
効果を検証した研究対象:PTSD症例報告・事例研究
著者
Quevedo R.P.・de Jongh A.・Bouwmeester S.・Didden R.
掲載誌
Research in developmental disabilities
巻号ページ
117巻 論文番号104044
発行年月日
2021年8月23日
PMID
34438220
技法
EMDR
研究デザイン
症例報告・事例研究

この研究のまとめ

P|対象

軽度知的障害または境界知能(IQ 50-85)があり、PTSDと精神症を併せ持つ患者6名。

E|介入

EMDR。三次医療機関で実施。

C|比較

比較対照:なし。対象者間多層ベースライン法。治療の前後と3か月後に、PTSD分類・幻覚・妄想・全般的精神病理・全般的機能を評価。毎週PTSD症状と有害事象を測定。

O|結果

脱落はなく、6名中5名が予定より早く治療を終えた。5名はPTSD症状の重症度が低下し、治療後にDSM-5のPTSD基準を満たさなくなった。結果は追跡時も維持された。全般的精神病理は5名で有意に低下し、全般的機能も改善して、症状の悪化は認められなかった。5名では精神症症状の重症度も低下した。

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