A review of the inclusion of ethnoracial groups in empirically supported posttraumatic stress disorder treatment research.

この研究について患者への治療ではなく、臨床試験にどういう人種・民族の方が参加してきたかを調べたレビューです。
効果を検証した研究対象:PTSDシステマティックレビュー
著者
Grau P.P.・Kusch M.M.・Williams M.T.・Loyo K.T.・Zhang X.・Warner R.C.・Wetterneck C.T.
掲載誌
Psychological trauma : theory, research, practice and policy
巻号ページ
14巻1号55-65頁
発行年月日
2021年9月9日
PMID
34498899
技法
EMDR
研究デザイン
システマティックレビュー

この研究のまとめ

P|対象

PTSDの無作為化比較試験に参加した人。人種・民族の構成が対象。

E|介入

認知処理療法(CPT)、持続エクスポージャー療法(PE)、EMDR。

C|比較

対象とした研究:米国で実施された3つの治療の無作為化比較試験。人種的少数者の明示的な組み入れの有無で代表性を測定。人口統計情報が不足している場合は責任著者に照会。

O|結果

本レビューによれば、3つの治療のいずれも標本の多数派は白人の参加者だった。PEとCPTの試験は同程度の人種・民族的多様性を報告し、EMDRの有効性研究が最も多様性に乏しかった。著者らは、少数の例外を除き非白人の参加者が少なく、人種・民族情報の報告方法も不十分または不明瞭だったとし、PTSDの実証的に支持された治療は非白人の人々を十分に代表していないと述べている。

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