Does attachment predict the outcome of cognitive processing therapy for posttraumatic stress disorder in adolescent patients with interpersonal traumatization?

この研究について治療の効果ではなく、人との関わり方(愛着)が治療の結果を左右するかを調べた研究です。標準の認知処理療法ではなく、若い方向けに調整した版です。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
著者
Rimane E.・Steil R.・Renneberg B.・Rosner R.
掲載誌
Psychotherapy research : journal of the Society for Psychotherapy Research
巻号ページ
32巻5号611-623頁
発行年月日
2021年9月17日
PMID
34530679
技法
CPT
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

虐待に関連する臨床的に問題となるPTSDのある14〜21歳の青年・若年成人43名。

E|介入

発達に適応させた認知処理療法(D-CPT)。

C|比較

比較対照:治療上の助言を伴う待機リスト42名。多施設の無作為化臨床試験のデータ解析。愛着に関連する不安と回避を治療前後・3か月後・6か月後に自己報告で評価。

O|結果

治療前の愛着はPTSD症状の重症度の変化を予測しなかった。全ての評価時点を平均すると、D-CPTでは外傷後の回避が全般に高いことが治療前の愛着に関連する回避の高さと関連していた。試験中の愛着の変化については、愛着の不安定さの減少が大きいほどPTSD症状の重症度の減少も大きかった。待機リスト群では愛着に関連する不安のほうがモデルで有意になることが多く、D-CPTでは愛着に関連する回避のほうが有意になることが多かった。

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