DNA methylation changes following narrative exposure therapy in a randomized controlled trial with female former child soldiers.
この研究について症状ではなく、治療によってDNAのメチル化が変わるかを調べた研究です。分子の変化が回復をもたらしたかどうかは、この設計からは分かりません。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Carleial S.・Nätt D.・Unternährer E.・Elbert T.・Robjant K.・Wilker S.・Vukojevic V.・Kolassa I.T.・Zeller A.C.・Koebach A.
- 掲載誌
- Scientific reports
- 巻号ページ
- 11巻1号 論文番号18493
- 発行年月日
- 2021年9月16日
- PMID
- 34531495
- 技法
- NET
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
コンゴ民主共和国東部の元女性少年兵84名。および追試としてウガンダ北部の元女性少年兵53名。
E|介入
NET(ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー)。
C|比較
比較対照:無作為化した並行群間デザイン。治療前と6か月後の唾液試料でメチロームワイドな変化を検討。
O|結果
治療は、ALCAM・RIPOR2・AFAP1・MOCOS に関連する差次的メチル化部位(DMP)を予測した。また治療との関連は、ベースラインの臨床的・社会的な転帰と遺伝子の水準で重なっていた。治療に関連する差次的メチル化部位は、トラウマ焦点化治療の鍵となる記憶の形成に関わり、トラウマ関連障害で共通して影響を受ける分子経路に濃縮されていた。結果はウガンダ北部の独立した標本で部分的に再現された。著者らは、戦争に関連する子ども時代のトラウマのある女性において、心理的治療が分子に影響を及ぼすことを示唆する結果だと述べている。
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