A Treatment-Response Comparison Study of Resting-State Functional Magnetic Resonance Imaging Between Standard Treatment of SSRI and Standard Treatment of SSRI Plus Non-dominant Hand-Writing Task in Patients With Major Depressive Disorder.

この研究について検証されているのはEMDRそのものではなく、そこから発想を得た別の課題(利き手でないほうの手で字を書く)です。対象はPTSDではなくうつ病で、26名と小規模です。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
Boyraz R.K.・Kirpinar I.・Yilmaz O.・Özyurt O.・Kiliçarslan T.・Aralasmak A.
掲載誌
Frontiers in psychiatry
巻号ページ
65巻4号375-383頁
発行年月日
2021年9月3日
PMID
34539460
技法
EMDR
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

大うつ病の右利きの女性患者26名。トルコ。

E|介入

非利き手での書字課題(NHE。EMDRから着想を得て開発された、抗うつ薬に上乗せする課題)。

C|比較

比較対照:選択的セロトニン再取り込み阻害薬(セルトラリン50mg/日)単独。無作為割付。8週間後に安静時機能的MRIと神経心理検査を再実施し、機能的結合の変化を比較。

O|結果

治療後の神経心理検査はいずれの群でも有意に改善した。治療前後の比較では、薬物単独群で2領域、上乗せ群で10領域の結合が有意に変化した。群間比較では、上乗せ群のほうが13領域の結合が変化していた(p<0.05)。著者らは、前頭葉と辺縁系の結合変化の密度が抑うつ治療への肯定的な寄与を示すとしている。

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