Does EMDR Therapy Have an Effect on Memories of Emotional Abuse, Neglect and Other Types of Adverse Events in Patients with a Personality Disorder? Preliminary Data.

この研究について対照群のない49名の再解析で、著者ら自身が予備的なデータと位置づけています。
効果を検証した研究対象:PTSD原著・その他全文が読めます
著者
Hafkemeijer L.・Starrenburg A.・Palen Jvd・Slotema K.・Ad J.
掲載誌
Journal of clinical medicine
巻号ページ
10巻19号
発行年月日
2021年9月23日
PMID
34640349
技法
EMDR
研究デザイン
原著・その他

この研究のまとめ

P|対象

パーソナリティ障害のある患者49名。PTSDのA基準を満たさない出来事(情緒的虐待・ネグレクトなど)の記憶を抱える人。

E|介入

EMDR。5セッション。

C|比較

比較対照:なし。最も多かった有害な出来事の種類で3群に分けて比較。

O|結果

情緒的ネグレクトが49%、情緒的虐待が22.4%、その他が26.5%だった。5セッション後、ネグレクトに関する記憶で中〜大の効果(d=0.52〜0.79)、情緒的虐待に関する記憶で中程度の効果(d=0.18〜0.59)、その他の有害な出来事でも同程度の効果(d=0.18〜0.53)が認められた。3種類の記憶のあいだで症状減少に有意差は認められなかった。著者らは、EMDRがA基準に該当する出来事の記憶だけでなく、それ以外の有害な出来事の記憶にも症状軽減の効果を持つことを支持する結果だとしている。

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