The effect of perceived life stress on posttraumatic stress disorder treatment outcome.

この研究について主に測っているのは効き目そのものではなく、治療前の生活のストレスが結果を左右するかどうかです。持続エクスポージャー療法では左右されなかった、という結果でした。
効果を検証した研究対象:PTSD原著・その他
著者
Burton M.S.・Marks E.H.・Bedard-Gilligan M.A.・Feeny N.C.・Zoellner L.A.
掲載誌
Journal of traumatic stress
巻号ページ
1219-1227頁
発行年月日
2021年10月31日
PMID
34719829
技法
PE
研究デザイン
原著・その他

この研究のまとめ

P|対象

PTSDのある人200名。

E|介入

持続エクスポージャー療法(セルトラリンと比較される臨床試験の一方)。

C|比較

比較対照:セルトラリン。無作為化された臨床試験のデータの二次解析。治療前の1年間の知覚された生活ストレスが治療成績に与える影響を検討。

O|結果

治療前1年間の生活ストレスは治療の種類と有意に交互作用し、セルトラリンを受けた参加者では治療後に残るPTSD症状重症度の高さを予測したが、持続エクスポージャー療法を受けた参加者では予測しなかった(β=0.24、p=0.017、ΔR²=0.03)。自己報告の抑うつ重症度でも同様だった(β=0.27、p=0.008、ΔR²=0.04)。宿題の遵守や服薬遵守はこの関連を媒介せず、生活ストレスはいずれの群でも治療の継続を予測しなかった。著者らは、治療前の生活ストレスが高くても持続エクスポージャー療法は効力を保つため、臨床家は自信をもって提供できるとしている。

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