Temporal dynamics of symptom change among veterans receiving an integrated treatment for posttraumatic stress disorder and substance use disorders.

この研究について検証されているのは標準の持続エクスポージャー療法ではなく、依存症の治療を組み合わせた改変版です。調べられているのは、症状と物質使用のどちらが先に動くかです。予想された関係は認められませんでした。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
Badour C.L.・Flanagan J.C.・Allan N.P.・Gilmore A.K.・Gros D.F.・Killeen T.・Korte K.J.・Brown D.G.・Kolnogorova K.・Back S.E.
掲載誌
Journal of traumatic stress
巻号ページ
546-558頁
発行年月日
2021年11月13日
PMID
34773928
技法
PE
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

PTSDと物質使用障害を併せもつ米国の退役軍人81名。

E|介入

COPE(持続エクスポージャー療法に物質使用障害の治療を統合した版)。

C|比較

比較対照:認知行動的な再発予防療法。12週間の無作為化比較試験。時間差の多水準モデルで、PTSD症状と次のセッションの物質使用の前後関係を検討。

O|結果

PTSD症状の改善は次のセッションでの物質使用の可能性を有意に予測しなかった(使用の可能性 B=0.03、p=0.141/使用日の割合 B=−0.02、p=0.172)。物質使用(B=1.53、p=0.391)も使用の頻度(B=0.26、p=0.612)も、いずれの治療条件でも次のセッションのPTSD症状の重症度を予測しなかった。著者らは、自己治療仮説からはより強い関連が予想されたと述べている。

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