Do older veterans experience change in posttraumatic cognitions following treatment for posttraumatic stress disorder?
この研究について主に測っているのは症状ではなく、トラウマの後に生じる否定的な考え方です。改善は治療直後には見られたものの、6か月後には差が消えていました。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Wells S.Y.・Walter K.H.・Dedert E.A.・Strasshofer D.R.・Schnitzer J.S.・Thorp S.R.・Morland L.A.・Glassman L.H.
- 掲載誌
- Psychological trauma : theory, research, practice and policy
- 巻号ページ
- 14巻4号605-614頁
- 発行年月日
- 2021年11月29日
- PMID
- 34843355
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
PTSDのある高齢の男性退役軍人86名。米国。
E|介入
持続エクスポージャー療法(リラクセーション療法と比較する無作為割付の一方)。
C|比較
比較対照:リラクセーション療法。無作為割付。外傷後認知尺度(PTCI。自己・世界・自責の3下位尺度)を治療前・治療後・6か月後に測定。
O|結果
否定的な外傷後認知の変化は治療条件で異なった。持続エクスポージャー療法を受けた退役軍人では治療後に全体および自己についての認知が有意に低下したが、追跡時にはベースラインとの有意差は認められずなっていた。世界についての認知と自責は、持続エクスポージャー療法の後も有意には変化しなかった。リラクセーション療法では否定的な認知は変化しなかった。持続エクスポージャー療法が6か月後の臨床家評価のPTSD症状を下げる効果は、治療後のPTCI総得点の低下を介して伝わっていた。
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