Treating adults with a dual diagnosis of borderline personality disorder and posttraumatic stress disorder related to childhood abuse: Results from a randomized clinical trial.

この研究について既存の試験の中から、境界性パーソナリティ症を併せ持つ方だけを取り出した解析です。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
著者
Kleindienst N.・Steil R.・Priebe K.・Müller-Engelmann M.・Biermann M.・Fydrich T.・Schmahl C.・Bohus M.
掲載誌
Journal of consulting and clinical psychology
巻号ページ
89巻11号925-936頁
発行年月日
2021年11月
PMID
34881911
技法
CPT
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

子ども時代の虐待に関連する境界性パーソナリティ症とPTSDを併せ持つ女性93名(DSM-5)。

E|介入

PTSDのための弁証法的行動療法(DBT-PTSD)。

C|比較

比較対照:認知処理療法(CPT)群。無作為化比較試験(登録番号 DRKS00005578)の下位群解析。CAPS・境界症状リスト・解離・抑うつ・全般的機能の尺度で評価。intention-to-treat集団を混合モデルで解析。

O|結果

両群ともPTSD症状と境界性パーソナリティ症状が有意に低下した。PTSD症状の治療前後の効果量はDBT-PTSD群で d = 1.20(95%信頼区間0.80〜1.58)、CPT群で d = 0.90(0.57〜1.22)、境界症状ではそれぞれ d = 1.17(0.77〜1.55)と d = 0.50(0.20〜0.79)であった。群間比較はDBT-PTSD群に有意に有利であった。

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