The role of posttraumatic guilt and anger in integrated treatment for PTSD and co-occurring substance use disorders among primarily male veterans.
この研究について検証されているのは標準の持続エクスポージャー療法ではなく、依存症の治療を組み合わせた改変版です。調べられているのは、罪悪感や怒りの変化が症状の改善を橋渡しするかです。橋渡ししていた、という結果でした。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Saraiya T.C.・Badour C.L.・Jones A.C.・Jarnecke A.M.・Brown D.G.・Flanagan J.C.・Killeen T.K.・Back S.E.
- 掲載誌
- Psychological trauma : theory, research, practice and policy
- 巻号ページ
- 1293-1298頁
- 発行年月日
- 2022年1月13日
- PMID
- 35025558
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
PTSDと物質使用障害を併せもつ米国の退役軍人81名(90.1%が男性)。
E|介入
COPE(持続エクスポージャー療法に物質使用障害の治療を統合した版。54名)。
C|比較
比較対照:再発予防療法(27名)。無作為割付。治療中10時点で罪悪感と怒りを測定し、多水準の媒介解析でPTSD・物質使用との前後関係を検討。
O|結果
罪悪感(B=−0.12、p<0.001)と怒り(B=−0.13、p<0.001)は両治療で改善したが、第7〜11セッションでは COPE を受けた退役軍人のほうが罪悪感が有意に低かった。罪悪感の改善は両群でPTSD症状の改善を媒介し(B=−0.08、95%信頼区間 −0.16〜−0.01)、COPE ではPTSD症状の改善が怒りの低下を媒介していた。
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