Comparison of Prolonged Exposure vs Cognitive Processing Therapy for Treatment of Posttraumatic Stress Disorder Among US Veterans: A Randomized Clinical Trial.
この研究について認知処理療法(CPT)を開発したPatricia A. Resick氏が共著の研究です。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Schnurr P.P.・Chard K.M.・Ruzek J.I.・Chow B.K.・Resick P.A.・Foa E.B.・Marx B.P.・Friedman M.J.・Bovin M.J.・Caudle K.L.・Castillo D.・Curry K.T.
- 掲載誌
- JAMA network open
- 巻号ページ
- 5巻1号128-135頁
- 発行年月日
- 2022年1月4日
- PMID
- 35044471
- 技法
- CPT
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
軍務に関連するPTSDのある米国の退役軍人916名(男性730名80%、女性186名20%、平均45.2歳)。全米17施設。
E|介入
CPT(認知処理療法)461名。10〜14セッションの柔軟なプロトコル。
C|比較
比較対照:持続エクスポージャー療法 455名。無作為割付、中央での盲検評価。
O|結果
CAPS-5で測ったPTSDの重症度は、持続エクスポージャー療法(標準化平均差0.99)とCPT(0.71)のいずれでも治療前後で大きく改善した。改善は持続エクスポージャー療法のほうが大きかったが(最小二乗平均 2.42、p=0.01)、その差は臨床的には意味のある大きさではなかった(標準化平均差0.17)。持続エクスポージャー療法のほうが反応(オッズ比1.32)、診断の消失(1.43)、寛解(1.62)の確率が高かった。一方、脱落は持続エクスポージャー療法のほうが多かった(55.8%対46.6%、p<0.01)。著者らは、統計的には持続エクスポージャー療法が優るが臨床的に意味のある差ではなく、患者が根拠を理解して治療を選べるよう共同意思決定が重要だと述べている。
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