Eye movement desensitization and reprocessing for the treatment and early intervention of trauma among first responders: A systematic review.
この研究について組み入れられた8件は、いずれも著者らの評価で方法論的な質が「弱い」か「中程度」です。早期介入としての有効性については結論が出ていません。
効果を検証した研究システマティックレビュー
- 著者
- Morris H.・Hatzikiriakidis K.・Savaglio M.・Dwyer J.・Lewis C.・Miller R.・Skouteris H.
- 掲載誌
- Journal of traumatic stress
- 巻号ページ
- 35巻3号778-790頁
- 発行年月日
- 2022年1月22日
- PMID
- 35064977
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- システマティックレビュー
この研究のまとめ
P|対象
消防・救急などの初動対応者。組み入れられた8件。
E|介入
EMDR。職務に関連するトラウマへの治療および早期介入としての使用。
C|比較
対象とした研究:4つのデータベースを検索し、初動対応者の職務関連トラウマ曝露による症状の緩和にEMDRが有効かを評価した研究8件。各研究の知見を記述的に報告。
O|結果
本レビューによれば、EMDRの実施方法には、種類・期間・頻度・時期の点で大きなばらつきがあった。知見は、EMDRが初動対応者の職務関連トラウマ曝露による症状を緩和しうることを示唆している。一方、早期介入としての有効性については結論が出ず、方法論的な質の評価ではすべての研究が「弱い」または「中程度」の質に分類された。著者らは、このレビューが初動対応者へのEMDRの有効性について予備的な見通しを与えるものの、文献から引き出せる結論は限られており、いくつもの知見の欠落が浮かび上がったと述べている。
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