Mental imagery in adolescent PTSD patients after child abuse: a comparison with matched healthy controls.

この研究について治療の研究ではなく、青年のPTSDで頭に浮かぶイメージの特徴を、健康な方と比べた研究です。
効果を検証した研究対象:PTSD横断研究・調査全文が読めます
著者
Steil R.・Fischer A.・Gutermann J.・Rosner R.
掲載誌
BMC psychiatry
巻号ページ
22巻1号64
発行年月日
2022年1月27日
PMID
35086493
技法
CPT
研究デザイン
横断研究・調査

この研究のまとめ

P|対象

子ども時代の性的・身体的虐待の後にPTSDと診断された青年32名と、精神疾患も虐待歴もない年齢・性別を一致させた青年32名。

E|介入

(介入なし。一部の患者は発達に合わせて調整した認知処理療法(D-CPT)の無作為化比較試験の参加者でもある)

C|比較

比較対照:健常対照32名との横断比較。否定的・肯定的な心的イメージと、傷害や死のイメージの特徴を質問紙で測定。

O|結果

PTSD群は対照群と比べて、否定的な心的イメージがより頻繁で、より鮮明で、より苦痛が強く、自伝的な結びつきも強いと報告した。肯定的な心的イメージは両群ともよくみられ(PTSD 65.6%・対照71.9%)、その特徴に有意差は認められなかった。傷害・死のイメージの頻度にも有意差は認められなかったが(21.9%対9.4%)、PTSD群のほうが鮮明であった。

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