交通事故を経験した人のトラウマ症状・うつ・不安・ストレス・生活の質に対するEMDRフラッシュテクニック——無作為化比較試験

A Randomized-Controlled Trial of EMDR Flash Technique on Traumatic Symptoms, Depression, Anxiety, Stress, and Life of Quality With Individuals Who Have Experienced a Traffic Accident.

効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
Yaşar A.B.・Konuk E.・Kavakçı Ö.・Uygun E.・Gündoğmuş İ.・Taygar A.S.・Uludağ E.
掲載誌
Frontiers in psychology
巻号ページ
13巻174-184頁
発行年月日
2022年3月24日
PMID
35401305
技法
フラッシュテクニック
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

交通事故を経験した志願者39名(平均36.20歳、SD 11.41。82.1%が女性)。

E|介入

EMDRフラッシュテクニック。

C|比較

比較対照:mhGAP(プライマリ・ケア従事者向けメンタルヘルス研修)のストレス管理モジュールとの無作為割付。DASS-21、改訂出来事インパクト尺度(IES-R)、WHOQOL生活の質尺度で、介入前後と1か月後に評価。

O|結果

DASS-21の不安(η2=0.085)、IES-Rの侵入(η2=0.101)・回避(η2=0.124)・合計(η2=0.147)、WHOQOL-BREFの心理的領域(η2=0.106)で、フラッシュテクニック群の改善がmhGAP群より統計的に有意に大きかった。一方、DASS-21の抑うつとストレス、IES-Rの過覚醒、WHOQOL-BREFの全般的健康・身体的領域・社会的関係・環境の各得点では、2群間に統計的に有意差は認められなかった。

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抄録

日本語訳

EMDRのフラッシュテクニックは、トラウマ記憶に伴う感情反応の影響を減らす効果が広く認められている。本研究は無作為化比較試験の手法により、EMDRフラッシュテクニックの有効性の確認を試みた。対象は交通事故に遭った志願者で、EMDRフラッシュテクニックと、プライマリ・ケア従事者向けメンタルヘルス研修(mhGAP)のストレス管理モジュールに無作為に割り付けた。参加者には社会人口学的データ用紙、うつ・不安・ストレス尺度21項目版(DASS-21)、改訂版出来事インパクト尺度(IES-R)、WHO生活の質尺度を実施した。評価は介入の前後と1か月後に行った。参加者の平均年齢は36.20(11.41)歳、82.1%(32名)が女性であった。EMDRフラッシュテクニック群は、mhGAP群と比べて、DASS-21の不安(η²=0.085)、IES-Rの侵入(η²=0.101)・回避(η²=0.124)・合計(η²=0.147)、WHOQOL-BREFの心理領域(η²=0.106)で統計的に有意な改善を示した。一方、DASS-21のうつとストレス、IES-Rの過覚醒、WHOQOL-BREFの全体的健康・身体・社会関係・環境の各領域では、両群間に統計的に有意な差は認められなかった。本研究の結果は、交通事故に遭った人に用いたEMDRフラッシュテクニックが、不安・侵入・回避・トラウマ性ストレス全体・心理面の生活の質の症状を少なくとも1か月にわたり改善することを明確に示している。臨床での無作為化比較試験として初めて検証されたEMDRフラッシュテクニックについて、この知見はその信頼性と適用可能性を高めるものと考えられる。

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訳:本サイト(AIによる翻訳)

原文(English)を表示

The Flash Technique of Eye Movement Desensitization and Reprocessing (EMDR) is widely recognized for its effectiveness in reducing the effects of emotional responses associated with traumatic memories. Using a randomized-controlled trial methodology, this study attempts to establish the efficacy of the EMDR Flash Technique. This study's sample includes volunteers who were involved in traffic accidents and were given the randomized EMDR Flash Technique and Improving Mental Health Training for Primary Care Residents (mhGAP) Stress management module. The participants were given a socio-demographic data form, the Depression-Anxiety-Stress 21 scale (DASS-21), the Impact of Event Scale-Revised (IES-R), and the WHOQOL Quality of Life scale. Participants were evaluated using measurements taken before and after the application, as well as a one-month follow-up. The mean age of the participants was 36.20 (11.41) years and 82.1% (n = 32) were female. The DASS-21 Anxiety (η 2 = 0.085), IES-R Intrusion (η 2 = 0.101), Avoidance (η 2 = 0.124), Total (η 2 = 0.147), and WHOQOL-BREF Psychological (η 2 = 0.106) score improvements of the EMDR Flash Technique group were shown to be statistically significant when compared to the mhGAP group. However, no statistically significant difference in the DASS-21 Depression, Stress, Impact of Event Scale-Revised Hyperarousal WHOQOL-BREF General Health, Physical, Social Relationships, and Environment component scores was reported between the two groups. The present study's findings clearly demonstrate that the EMDR Flash technique, when applied to persons involved in traffic accidents, is successful in improving anxiety, intrusion, avoidance, total traumatic stress, and mental quality of life symptoms for at least 1 month. We believe that these findings will improve the reliability and applicability of the EMDR Flash Technique, which was tested for the first time in a clinical randomized-controlled trial (RCT).

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