フラッシュテクニックの受け入れやすさ・安全性・有効性に関する予備的エビデンス

Preliminary evidence for the acceptability, safety, and efficacy of the flash technique.

この研究についてフラッシュテクニックを開発したManfield氏が筆頭の研究です。対照群のない予備的な検討で、受け入れやすさと安全性を調べたものです。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究介入研究(非対照・パイロット)全文が読めます
著者
Manfield P.E.・Taylor G.・Dornbush E.・Engel L.・Greenwald R.
掲載誌
Frontiers in psychiatry
巻号ページ
14巻 論文番号1273704
発行年月日
2024年1月8日
PMID
38260782
技法
フラッシュテクニック
研究デザイン
介入研究(非対照・パイロット)

この研究のまとめ

P|対象

フラッシュテクニックの研修参加者654名(米国2件、オーストラリア1件、ウガンダ1件の計4研究、813セッション)。

E|介入

15分間のフラッシュテクニック(FT)。苦痛な記憶や映像の強度を、処理中の主観的苦痛を最小限に抑えながら急速に下げる方法。集団実習のなかで、個別の指導や支援なしに自己適用した。

C|比較

比較対照:なし。介入前・後・追跡の反復測定デザイン。苦痛を0〜10で自己評定。

O|結果

4研究のいずれでも苦痛の平均低下は3分の2を超え、結果は統計的に有意で(p<0.001)、効果量は非常に大きかった。813セッション中、苦痛がわずかに増したと報告したのは2名のみで、いずれも2時間後の2回目では低下した。4週後の追跡では4研究とも効果の維持またはさらなる低下が示され、当初強い苦痛を報告した下位群の18か月後の追跡でも同様だった。

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抄録

日本語訳

【目的】本研究は、つらい記憶やイメージの強さを短時間で減らす方法であるフラッシュテクニック(FT)について、実施中の主観的な苦痛が小さいことを含め、受け入れやすさ・安全性・有効性を検討した4つの類似研究を報告する。4件のうち2件は米国でのFT研修中、1件はオーストラリア、1件はウガンダで実施された。 【方法】15分間のFT介入の効果を確かめるため、前・後・追跡の反復測定デザインを用いた。計654名につらい記憶を思い浮かべてもらい、構造化されたFTを体験してもらった。短時間のFTが、その苦痛を安全かつ有意に減らせるかどうかを調べることが目的である。各研究で、対象者はつらい記憶を0〜10(0=まったく苦痛でない、10=想像しうる最悪)で評定した。その後、15分間の集団実習で、個別の指導や支援のない自己実施型のFTの手引きを受けた。 【結果】4件すべてで苦痛の平均低下は3分の2を超え、結果は有意(p<0.001)、効果量は非常に大きかった。これらの研究の813セッション(654名)のうち、苦痛がわずかに増えたと報告したのは2名のみで、いずれも2時間後の2回目のFTでは苦痛の低下を報告した。4週間後の追跡では、4件すべてで平均苦痛の水準が維持されるか、さらにわずかに低下していた。当初つよい苦痛を報告していた一部の対象者を対象とした18か月後の追跡研究でも、効果の維持と症状の軽減が同様に認められた。 【結論】これらの知見はFTの受け入れやすさ・安全性・有効性についての予備的なエビデンスであり、さらなる研究が求められる。

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訳:本サイト(AIによる翻訳)

原文(English)を表示

【Objectives】This study reports on four similar studies intended to explore the acceptability, safety, and efficacy of the flash technique (FT), a method of rapidly reducing the intensity of a disturbing memory or image, with minimal subjective disturbance for subjects during the process. Of the four studies, two were conducted during FT trainings in the United States, one in Australia, and one in Uganda.【Methods】The studies involve pre-, post-, and follow-up repeated-measures design to determine the effectiveness of a 15-min FT intervention. A total of 654 subjects were asked to think of a disturbing memory and then participate in a structured experience of an FT. The purpose of this investigation was to determine whether a brief application of an FT would be safe and effective in significantly reducing their disturbance. In each study, subjects rated their disturbing memories on a 0-to-10 scale, with zero representing no disturbance at all and 10 representing the worst they could imagine. Then, they took part in a 15-min group practicum where they were guided in a self-administering FT with no individual supervision or support.【Results】In all four studies, the mean reduction in disturbance exceeded two-thirds, the results were significant (p < 0.001), and the effect size was very large. Of the 813 sessions (654 subjects) represented in these studies, only two subjects reported slight increases in disturbances, and both of these subjects reported reductions in disturbance in their second FT experiences 2 h later. At a 4-week follow-up, mean disturbance levels in all four studies indicated maintenance of benefit or slightly further reduction of mean disturbance levels. An 18-month follow-up study with a subgroup of subjects who initially reported a high level of memory-related distress found similar maintenance of gains as well as symptom reduction.【Conclusion】These findings provide preliminary evidence of acceptability, safety, and efficacy of FT; therefore, further study is warranted.

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