人種差別によるトラウマへのEMDRフラッシュテクニックの検討

Examining the Eye Movement Desensitization Reprocessing Flash Technique on Racial Trauma.

効果を検証した研究介入研究(非対照・パイロット)
著者
Hung Y.H.・Chang K.T.・Soloski K.・Linville D.
掲載誌
Journal of marital and family therapy
巻号ページ
51巻3号 論文番号e70032
発行年月日
2025年7月1日
PMID
40405468
技法
フラッシュテクニック
研究デザイン
介入研究(非対照・パイロット)

この研究のまとめ

P|対象

人種にまつわるトラウマ(racial trauma)の記憶に中程度の苦痛を感じている参加者39名。

E|介入

遠隔医療として提供する自己適用型のEMDRフラッシュテクニック(EMDR-FT)。両側性刺激のセッションを3回実施。

C|比較

比較対照:なし。主観的障害単位(SUDs)を5時点で反復測定。

O|結果

5時点にわたり苦痛が統計的に有意に減少した(F(2, 90)=17.37、p<0.001、η2=0.31)。事後検定では、介入前(M=5.41、SD=2.51)から介入後(M=3.00、SD=2.29)への低下が確認された。著者らは、EMDR-FTが人種にまつわるトラウマ記憶に結びついた苦痛を減らし、利用しやすい遠隔医療介入となりうると述べている。

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