Pretreatment stabilization increases completion of trauma-focused evidence-based psychotherapies.
この研究について症状ではなく、治療を始められたか・やり遂げられたかを診療記録から調べたものです。無作為に割り付けた試験ではありません。
効果を検証した研究対象:PTSD後ろ向きコホート・診療記録調査
- 著者
- Staudenmeyer A.H.・Maxwell S.・Mohlenhoff B.・Yasser J.・Schmitz M.・Metzler T.・Maguen S.・Neylan T.・Wolfe W.
- 掲載誌
- Psychological trauma : theory, research, practice and policy
- 巻号ページ
- 16巻Suppl 3号S723-S730
- 発行年月日
- 2022年5月5日
- PMID
- 35511541
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 後ろ向きコホート・診療記録調査
この研究のまとめ
P|対象
米国退役軍人保健局のPTSD臨床チームで外来治療を開始した退役軍人341名。
E|介入
CPT(認知処理療法)。トラウマ焦点化の根拠にもとづく心理療法(CPTまたは持続エクスポージャー療法)。
C|比較
比較対照:トラウマ焦点化治療の前に安定化(トラウマインフォームドな技能訓練)を受けた群と受けなかった群の比較。電子診療記録から抽出。
O|結果
安定化を受けなかった退役軍人115名のうちトラウマ焦点化治療を開始したのは28%、個別の安定化のみを完了した82名では34%、集団の安定化のみを完了した29名では10%だった(p=0.050)。著者らは、退役軍人保健局で普及と研修が進んでいるにもかかわらず、認知処理療法と持続エクスポージャー療法の開始率・完了率が低いことを背景に、事前の安定化との関連を検討したと述べている。
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