Abnormal intestinal milieu in posttraumatic stress disorder is not impacted by treatment that improves symptoms.

この研究について治療の効果を調べた研究ではありません。PTSDのある方の腸内環境の異常を調べたもので、症状が改善しても腸内環境は変わらなかったという結果です。
効果を検証した研究対象:PTSD原著・その他全文が読めます
著者
Voigt R.M.・Zalta A.K.・Raeisi S.・Zhang L.・Brown J.M.・Forsyth C.B.・Boley R.A.・Held P.・Pollack M.H.・Keshavarzian A.
掲載誌
American journal of physiology. Gastrointestinal and liver physiology
巻号ページ
323巻2号G61-G70
発行年月日
2022年5月31日
PMID
35638693
技法
CPT
研究デザイン
原著・その他

この研究のまとめ

P|対象

PTSDのある退役軍人40名と、PTSDのない対照40名。

E|介入

CPT(認知処理療法)にもとづく3週間の集中治療プログラム(ITP)。

C|比較

比較対照:PTSDのない対照群40名(Duke INTRuST Program)との血清試料の比較。あわせてPTSD群で治療前後の腸内指標を測定。微生物代謝産物・腸管バリア・腸上皮細胞機能を評価。

O|結果

対照と比べて、PTSDのある退役軍人では炎症促進性の腸内環境が認められた。すなわち、酢酸・乳酸・コハク酸といった微生物由来の代謝産物の低下、腸管バリアの機能不全(リポ多糖およびリポ多糖結合タンパク)、HMGB1の増加と、これに伴う腸上皮細胞由来の細胞外小胞の数の増加である。一方、症状を改善させた治療によっても、これらの異常な腸内環境は影響を受けなかった。

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