Changes in positive and negative affect following prolonged exposure for PTSD comorbid with alcohol use disorder: Secondary analysis of a randomized clinical trial.
この研究について標準の持続エクスポージャー療法ではなく、アルコールの問題と合わせて扱う統合版(COPE)です。つらさは減っても、楽しさはあまり戻らないという結果です。
効果を検証した研究対象:PTSD原著・その他全文が読めます
- 著者
- Hoffman S.N.・Lyons R.C.・Stein M.B.・Taylor C.T.・Norman S.B.
- 掲載誌
- Behaviour research and therapy
- 巻号ページ
- 論文番号104097
- 発行年月日
- 2022年4月17日
- PMID
- 35696838
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 原著・その他
この研究のまとめ
P|対象
PTSDとアルコール使用障害を併存する退役軍人119名(解析対象は80名)。
E|介入
統合型の曝露療法(I-PE、63名)。持続エクスポージャー療法をアルコール使用障害の治療と統合したもの。12〜16週間。
C|比較
比較対照:統合型の対処技能療法(I-CS、56名)。無作為化臨床試験の二次解析。治療前・治療後・3か月後・6か月後に肯定的感情と否定的感情を測定。
O|結果
治療前には、肯定的感情より否定的感情のほうが「臨床的」水準に達する参加者の割合が有意に大きかったが、治療後にはその有意差は認められずなった。治療後、統合型曝露療法の群では肯定的感情より否定的感情の変化が有意に大きかった。統合型対処技能療法の群では両者の有意差は認められなかった。標本全体では、否定的感情の低減のほうが肯定的感情の上昇より有意に大きく、症状の変化と独立に関連していたのは否定的感情の変化だけであった。
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