Adjunct treatment with ketamine enhances the therapeutic effects of extinction learning after chronic unpredictable stress.
この研究についてラットを用いた基礎研究です。人への治療効果を示すものではなく、扱われているのは持続エクスポージャー療法そのものではなく動物モデルです。
効果を検証した研究動物実験・前臨床全文が読めます
- 著者
- Paredes D.・Knippenberg A.R.・Bulin S.E.・Keppler L.J.・Morilak D.A.
- 掲載誌
- Neurobiology of stress
- 巻号ページ
- 19巻507-515頁
- 発行年月日
- 2022年7月8日
- PMID
- 35865972
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 動物実験・前臨床
この研究のまとめ
P|対象
行動学的に特性評価された雄雌のSprague-Dawleyラット。慢性の予測不能ストレスを負荷。
E|介入
持続エクスポージャー療法(PE)の動物モデルとしての消去学習。ケタミンを併用。
C|比較
比較対照:ケタミン単独・消去学習単独・併用の比較。セットシフティング課題で認知の柔軟性を測定。
O|結果
単独では効果の出ない用量のケタミンと、短縮して単独では効果の出ない消去手続きを組み合わせると、ストレスによって生じたセットシフティングの障害が雄雌いずれのラットでも完全に回復した。著者らは、この効果が消去とケタミンに共通する分子機構(海馬-内側前頭前皮質の神経可塑性やBDNFシグナルの増加など)によるものかもしれないと述べ、速効性の薬物と行動的介入の併用が治療期間の短縮と脱落の影響の緩和に役立つ可能性を示唆している。
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