Hyperarousal symptoms linger after successful PTSD treatment in active duty military.
この研究について認知処理療法(CPT)を開発したPatricia A. Resick氏が共著の研究です。2つの試験のデータを解析し直したものです。回復した方でも過覚醒の症状が残りやすいという、技法にとって不利な面も含む結果です。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD原著・その他全文が読めます
- 著者
- Miles S.R.・Hale W.J.・Mintz J.・Wachen J.S.・Litz B.T.・Dondanville K.A.・Yarvis J.S.・Hembree E.A.・Young-McCaughan S.・Peterson A.L.・Resick P.A.
- 掲載誌
- Psychological trauma : theory, research, practice and policy
- 巻号ページ
- 15巻8号1398-1405頁
- 発行年月日
- 2022年7月28日
- PMID
- 35901423
- 技法
- CPT
- 研究デザイン
- 原著・その他
この研究のまとめ
P|対象
PTSDの現役軍人。認知処理療法の2つの臨床試験の参加者。
E|介入
認知処理療法(CPT)。
C|比較
比較対照:症状クラスター間の比較。治療前後のPCL-5の項目を反復測定として扱い、一般化線形混合効果モデルで過覚醒症状が他のクラスターより残りやすいかを検討。
O|結果
信頼できる変化と臨床的に意味のある変化の基準により、21%が回復、18%が改善、61%が最適でない反応と分類された。改善した参加者では、過覚醒症状は平均69%に残っていたのに対し、他のクラスターの症状は49%だった(p<0.0001)。回復した患者では、過覚醒症状が26%に残っていた一方、再体験(2%)・回避(3%)・否定的な変化(4%)の症状はほとんど存在しなかった(p<0.0001)。著者らは、認知処理療法でPTSDから回復した軍人でも、相当数が過覚醒症状を報告し続けており、追加の治療を要するかもしれないと述べている。
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