Comparative effectiveness of group v. individual trauma-focused treatment for posttraumatic stress disorder in veterans.

この研究について個別か集団かを無作為に決めた研究ではありません。差は統計的には有意ですが、PCL-5で約2.5点であり、臨床的にどれだけ意味のある差かは別の判断になります。
効果を検証した研究対象:PTSD後ろ向きコホート・診療記録調査全文が読めます
著者
Spiller T.R.・Duek O.・Buta E.・Gross G.・Smith N.B.・Harpaz-Rotem I.
掲載誌
Psychological medicine
巻号ページ
53巻10号4561-4568頁
発行年月日
2022年8月12日
PMID
35959560
技法
PE
研究デザイン
後ろ向きコホート・診療記録調査

この研究のまとめ

P|対象

2015年10月1日〜2020年9月30日に退役軍人省のPTSD入所型治療を退所した退役軍人6,735名(個別3,888名・集団2,847名)。

E|介入

CPT(認知処理療法)。集団形式と個別形式、および個別のPE(持続エクスポージャー療法)。いずれも8セッション以上。

C|比較

比較対照:集団CPT 2,847名。個別(CPTまたはPE)3,888名。

O|結果

退所時点で、個別形式のほうがPTSD重症度の改善が統計的に大きかった(PCL-5の平均差 2.55、95%CI 1.61〜3.49、p<0.001)。著者らは、集団CPTが個別CPTより効力が低いことは示されてきたが、実臨床での有効性の根拠は限られていたと述べている。

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