Measurement Error-Corrected Estimation of Clinically Significant Change Trajectories for Interventions Targeting Comorbid PTSD and Substance Use Disorders in OEF/OIF Veterans.
この研究について主に測っているのは治療の効果そのものではなく、統計の方法によって結果の見え方が変わるという点です。過去の試験データを解析し直したものです。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Saavedra L.M.・Morgan-López A.A.・Back S.E.・Patel S.V.・Hien D.A.・Killeen T.K.・Norman S.B.・Fitzpatrick S.・Ebrahimi C.T.・Ruglass L.M.
- 掲載誌
- Behavior therapy
- 巻号ページ
- 1009-1023頁
- 発行年月日
- 2022年4月20日
- PMID
- 35987532
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
PTSDと物質使用障害が併存する退役軍人81名(うち両方の基準を満たさない48名を基準値の設定に使用)。
E|介入
COPE(持続エクスポージャー療法を用いたPTSDと物質使用障害の同時治療)。
C|比較
比較対照:再発予防(RP)。個人水準の臨床的に意味のある変化の軌跡を、測定誤差を補正した多水準モデルと調整済み非線形因子分析で推定し、従来法と比較。
O|結果
従来法で信頼できる変化指標を推定すると、統計的に有意な改善を達成した患者の割合は両群とも88.9%で有意差は認められなかった。一方、測定誤差を補正した手法では、COPE群(75.0%)のほうが再発予防群(40.7%)より高い割合で有意な改善を達成していた。著者らは、両治療が同じ数のPTSD症状を減らしているように見えても、この手法では「中核的な」PTSD症状を標的として減らす介入により大きな重みが与えられるためだと述べている。
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