The role of time since trauma on treatment outcomes of veterans in two intensive posttraumatic stress disorder treatment programs.
この研究について治療の効果を調べたものではなく、トラウマから時間が経っているかどうかが治療の結果を左右するかを調べたものです。左右しなかった、という結果です。
効果を検証した研究対象:PTSD効果研究(設計の記載なし)全文が読めます
- 著者
- Splaine C.・Smith D.L.・Held P.
- 掲載誌
- Journal of traumatic stress
- 巻号ページ
- 36巻1号83-93頁
- 発行年月日
- 2022年10月5日
- PMID
- 36199267
- 技法
- CPT
- 研究デザイン
- 効果研究(設計の記載なし)
この研究のまとめ
P|対象
PTSDのある退役軍人。2週間プログラムの標本132名と3週間プログラムの標本407名。
E|介入
CPT(認知処理療法)にもとづく集中PTSD治療プログラム(ITP)。2週間版と3週間版。
C|比較
比較対照:なし。トラウマからの経過時間(TST)が転帰を予測するかを、トラウマの種別(戦闘/軍隊内性的トラウマ)・年齢・性別・人種を統制して2標本で検討。
O|結果
3週間の標本では、トラウマからの経過時間によってPTSD症状の低減に違いが認められたが、その違いは臨床的な意義を欠き(TST×時間 R2 = 0.002)、2週間の標本では再現されなかった(R2 < 0.001)。3週間の標本では、経過時間は抑うつ症状(R2 = 0.005)も、否定的な外傷後認知の重症度や変化(R2 = 0.002)も有意には予測しなかった。2週間の標本でも、経過時間はPTSD症状・抑うつ症状・否定的な外傷後認知のいずれも有意には予測しなかった。著者らは、トラウマからの経過時間は臨床的に意味のある予測因子ではないと述べている。
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