NETfacts: An integrated intervention at the individual and collective level to treat communities affected by organized violence.

この研究についてNET(ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー)を開発したThomas Elbert氏が共著の研究です。主に測っているのは個人の症状ではなく、地域社会の側の規範や態度の変化です。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
Robjant K.・Schmitt S.・Carleial S.・Elbert T.・Abreu L.・Chibashimba A.・Hinkel H.・Hoeffler A.・Zeller A.C.R.・Rockstroh B.・Koebach A.
掲載誌
Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America
巻号ページ
119巻44号 論文番号e2204698119
発行年月日
2022年10月28日
PMID
36306329
技法
NET
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

コンゴ民主共和国の6村の地域住民1,066名。

E|介入

NETfacts保健システム。個人へのナラティヴ・エクスポージャー・セラピー(NET)と、トラウマに配慮した地域介入(NETfacts)を統合したモデル。

C|比較

比較対照:個人へのNETのみの群。村単位の無作為割付。PTSD・抑うつ・社会的不承認・恥に加え、強姦神話の受容、性暴力の被害者へのスティグマ、元戦闘員の再統合への懐疑といった態度の変化を測定。

O|結果

NETfacts保健システムはNET単独と比べて、強姦神話の受容と、それにともなう被害・加害の継続をより効果的に減らした。NETfacts群の住民は性暴力の被害者へのスティグマ的な態度も少なかった。元戦闘員の再統合への懐疑は両群で低下した。NETfactsは個人の治療に取り組む動機も高めたようだと述べられている。

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